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朝食を抜くと血糖値はどうなるか

日野市・高幡不動で診療を行う内科医がわかりやすく解説します

はじめに

「朝は忙しくて食べる時間がない」
「ダイエットのために朝食を抜いている」
 

このような方は非常に多いですが、朝食を抜くことは血糖値に大きな影響を与える可能性があります。

 

実は、朝食を抜くことで

▶血糖値がむしろ上がりやすくなる
▶糖尿病のリスクが高まる
 

ことがわかっています。
 

本記事では、朝食と血糖値の関係をわかりやすく解説します。

朝食を抜くと血糖値はどうなるか

結論から言うと

▶朝食を抜くと、その後の食事で血糖値が急上昇しやすくなります

これは「セカンドミール効果(第二食効果)」と呼ばれる現象と関係しています。

なぜ血糖値が上がりやすくなるのか

① インスリンの働きが悪くなる

朝食を抜くと、体は長時間エネルギー不足の状態になります。

その結果


▶インスリンの効きが悪くなる
▶血糖をうまく処理できなくなる

ため、昼食後に血糖値が急上昇します。

② 肝臓からの糖放出が増える
 

空腹時間が長くなると
 

▶肝臓が糖をどんどん放出する
 

ため、すでに血糖値が上がりやすい状態になります。
 

③ 昼食で食べすぎる
 

朝食を抜くと
 

▶強い空腹 → 一気食い
 

になりやすく、これが血糖値の急上昇を招きます。
 

実際に起こる血糖値の変化

朝食あり
 

・血糖値はゆるやかに上昇
・インスリンが正常に働く
・昼食後も安定
 

朝食なし
 

・昼食後に急激な血糖上昇
・血糖スパイクが起こる
・糖尿病リスク増加
 

朝食を抜くことのリスク

朝食を抜く習慣は、以下のリスクにつながります。
 

・血糖値の乱高下
・インスリン抵抗性の悪化
・肥満(逆に太りやすくなる)
・糖尿病発症リスクの上昇
 

▶特に糖尿病予備群の方は注意が必要です
 

重要なのは「食べること」だけでなく

▶血糖値を上げにくい内容にすること

です。

おすすめは

・たんぱく質(卵、ヨーグルト)
・食物繊維(野菜、全粒粉パン)
・低GI食品

逆に

・菓子パン
・ジュースだけ

 

は血糖値を急上昇させるため注意が必要です。

では朝食は何を食べればいいか

忙しい人への現実的な対策

「どうしても時間がない」という方は

▶最低限これだけでもOK

・ゆで卵1個
・無糖ヨーグルト
・ナッツ

▶これだけでも血糖値の安定に効果があります

​まとめ

朝食を抜くと

▶昼食後の血糖値が急上昇する
▶血糖コントロールが悪化する

つまり

▶朝食を抜くことは“血糖値を下げるどころか上げる行動”です

無理な食事制限ではなく

▶少しでもいいので朝に何か食べる習慣をつけることが大切です

​関連ページ

​▶血糖値とは何か

​▶HbA1cとは何か

​▶糖尿病とは何か

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